横顔

君の横顔が険しくて愛されていないと確信した

それでも君のそばにいたくて

氷のような冷たい君の横顔

愛されていないと気づいていても

僕は愛しているんだ

それだけで充分だと思っていた

僕の思いが君を苦しめていると知っていても

僕は君を愛してる

FRAGRANCE

君がいつもつけているFRAGRANCE

君の隣にいるとほのかに香る

抱きしめられているときも

今日も君の香りだと安心する

君が消えた今僕は君と同じFRAGRANCEをつけ

君の香りを感じる

今日も君の香り

でも隣に君はいないんだね

街で君と同じ香りの人とすれ違うとき

僕は錯覚に戸惑う

君のぬくもりが欲しい

Line

傷ついた君を受け止められるのは僕しかいなんだ

僕なら君の傷を消してあげられる

君は僕のところに戻ってくる

そんな自信とうらはらに君との線は濃くなった

君の悲しみは全部受けられる

君との線は消せられる

君との線が濃くなってゆくのを気づきながら

僕は必死と直視しなかった

もう消せない君との線

BEST FRIEND

あの頃の僕は君に甘えてばかりで

結果をすべて君のせいにしてた

そんな僕を温かく包んでくれたね

何もいわず抱きしめてくれる君にもどかしさを感じていた

現実を受け止められない僕のそばにいてくれたね

君の言葉全部が僕の宝物だよ

心からありがとう

月

今夜も月がきれいであの日のことを思い出したよ

君と毎日夜空を見ていたね

最後に見た月はきれいででもどこか寂しかった

今夜も同じ空の下で君も月を見ているのかな

あの日見た月を思い出してるのかな